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Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド
リリース7.0
E05167-01
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レッスン2: データ・ストアへの接続

レッスン1のDSNの定義では、接続時にデータ・ストアが作成されるようにAutoCreate属性を設定しました。ここでは、TimesTenユーティリティttIsqlを使用してデータ・ストアに接続します。ttIsqlユーティリティでは、コマンドラインから対話形式でSQLを実行できます。

WindowsでのttIsqlの使用方法

データ・ストアに接続するには、次の手順を実行します。

  1. 「スタート」→「ファイル名を指定して実行」を選択します。
  2. 「名前」フィールドにcmdと入力します。「コマンド プロンプト」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  3. プロンプトで、ttIsqlと入力します。このコマンドによって、次のメッセージが戻されます。
  4. ttIsql (c) 1996-2006, Oracle. All rights reserved. Type ? or help, type "exit" to quit ttIsql. All commands must end with a semicolon character.

    Command>

  5. ttIsqlコマンド・プロンプトで、次のように入力します。
    connect "DSN=ref_customers";
  6. [Enter]を押します。メッセージ「(Default setting AutoCommit=1)」が戻されます。

  7. 注意: ttIsqlがコマンド・プロンプト・ウィンドウで認識されない場合は、 install_dir\bin\ttVars.bat ファイルを実行して、ttIsqlをシステム・パスに追加します。

UNIXでのttIsqlの使用方法

UNIXを使用してデータ・ストアに接続するには、次の手順を実行します。

  1. コマンド・プロンプトで、ttIsqlと入力します。
  2. 次のメッセージが戻されます。
  3. ttIsql (c) 1996-2006, Oracle. All rights reserved.

    Type ? or "help" for help, type "exit" to quit ttIsql.

    All commands must end with a semi-colon character.

  4. ttIsqlプロンプトで、次のように入力します。
  5. connect "DSN=ref_customers";

  6. [Enter]を押します。次のメッセージが戻されます。
  7. (Default setting AutoCommit=1)

これで接続が確立されました。次のレッスンでは、移入する表を作成します。ttIsqlのヘルプを参照するには、?またはhelpと入力します。ttIsqlの詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Database APIリファレンス・ガイド』を参照してください。